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みずがめ座η(エータ)流星群2024のピークはいつ?埼玉で見える場所と方角を紹介!

みずがめ座η(エータ)流星群とは、毎年5月の連休の頃に極大を迎える流星群です。

母天体は10月のオリオン座流星群と同じ有名なハレーすい星(1P/Halley)で三大流星群に次ぐ規模で毎年活動しています。

みずがめ座η(エータ)流星群は日本などの北半球の中・高緯度地域では放射点があまり高くないので見える流星の数が少なくなってしまいますが、反対に南半球では3大流星群のペルセウス座流星群に匹敵するほどの流星が観測されることがあります。

ここでは以下の4つのポイントをわかりやすくまとめました。

  • みずがめ座η(エータ)流星群2024のピークはいつ?
  • 見える方角は?
  • 埼玉で見るおススメの場所は?
  • 観察するときのおすすめの方法は?

みずがめ座η(エータ)流星群2024のピークはいつ?

みずがめ座η(エータ)流星群ピーク(極大)は2024年5月6日午前6時頃と予想されていますが、6日午前0時頃から見ごろを迎えます。

今回は月明かりによる影響がほとんどなく、条件良く観察できそうですよ。

観察に適した時間帯は短く、2:00~3:30の1時間半ほどです。

最も良く見えるのは5日・6日とそれぞれ3:00台で、実際に見える流星の数は、空の暗い所で1時間当たり5~10個程度と予想されます。

ピークよりは減りますが、5月3日~8日頃までは流星が流れているので、晴れた日に観察してみるのもいいでしょう。

ちなみに「極大」とは流星群自体が最も活発に活動する時期のことです。

 

みずがめ座η(エータ)流星群を観察するおススメの日時

2020年5月5日もしくは6日がもっとも見ごろになると予想されています。

時間帯は午前3時頃に観察すると流星をよく見ることができると思います。

このとき夜空を十分に暗い場所で観察すると最も多くて1時間に10個程度の流星を見ることができるかもしれません。

 

みずがめ座η(エータ)流星群2024の見える方角は?

放射点は東のみずがめ座の近くで、北半球では高度があがりませんが、広く空を見渡せる場所なら、どの方角を見ていても大丈夫です。

放射点は流星の出発点ですが、どの方角に流れるかはわからないので、どこを向いていても見ることができるのです。

放射点の高度が低いことで軌跡の長いみごとな流星が出現することがありますので、期待しながら観察してみましょう。

 

 

流星群を埼玉で見るならここ!

たくさんの流星を見るために重要なのは、「明かり」です。

街灯や人工の明かり (ネオンやビル、人家など) は避けておきたいものです。

都市部で見るときは街灯がたくさんありますから、街灯の少ないちょっと離れた場所から観察することをおすすめします。

 

所沢航空記念公園【所沢市】

〒359-0042 埼玉県所沢市並木1-13 所沢航空記念公園公式ホームページ

所沢航空記念公園は解放公園なのでいつでも利用することができます。

西武新宿線 航空公園駅 からすぐの場所なので、電車で来ることも可能です。

また駐車場は4か所あり、合計580台止めることができて、24時間営業しているので流星群の観察にはとてもうれしいことばかりです。

広い園内のまわりを木々がおおっているため、外部の光が入りずらく、また園内の多くは芝生なので寝袋などを持ってゆっくりと寝転がってみるにはうってつけです。

アクセス方法
西武新宿線 航空公園駅 すぐ
関越自動車道所沢ICから国道463号を所沢市街方向へ約6km章

 

羽生スカイスポーツ公園【羽生市】

〒348-0003 埼玉県羽生市常木1175 羽生スカイスポーツ公園公式ホームページ
駐車場は2か所で合わせて98台あり、駐車料金は無料です。

アクセス方法
東北自動車道羽生ICから約5.4km

県立狭山自然公園【所沢市】

〒359-1154 埼玉県所沢市勝楽寺125-2 県立狭山自然公園
高台にある県立狭山自然公園は入園自由なので時間を気にせずふたご座流星群をみることができます。
また、駐車場もトイレもあるので安心です。

 

堂平山天文台【ときがわ町】

〒355-0366 埼玉県比企郡ときがわ町大野1853 堂平山天文台公式ホームページ
2000年まで国立天文台でしたが、現在は宿泊施設も兼ね備えた施設になってます。

アクセス方法
県道172号線(大野東松山線)で白石とお下。ここからは案内板どおりに進む

 

栃本広場【秩父市】

〒369-1998 埼玉県秩父市大滝栃本地内
星空の撮影スポットとして有名な所です。山の上なので防寒は必須です!

 

流星群を見るおすすめの方法

観察するのによい場所がみつかったらおススメの方法で星空を観察してみてください。

普段見ている夜空とは少し違って見えると思いますよ。

 

おすすめの方法

  1. 暗さに目を慣らす (15分くらい)
  2. 仰向けになって星空を眺める

空が広く見渡せる場所で、首が疲れないようにすることと落ち着いてみることができることが理想です。

また、どうしても外灯などが避けられない場合は明るい方に背を向けてみるようにしましょう。

 

観察時間

  1. 午前2時頃~3時頃(夜明け前まで)
  2. 最低15分は観察

観察時間は自由ですが、数分で流れ星がみれるわけではないのであきらめないようにしましょう。

また望遠鏡や双眼鏡など特別に用意する必要はありません。

肉眼で見られますから、広い夜空を見上げてゆっくりと眺めてみましょう。

 

服装について

みずがめ座η (エータ) 流星群は 5 月なので冬のような寒さはありませんが、夜中ですので天候等によっては冷えることがあります。

はおるものを1枚はもっていくようにしましょう。

  • 長袖、長ズボン、長めの靴下
  • 上にはおるもの
  • 帽子(ニットがおすすめ)

春なので虫なども出てきているので、素肌を出さないようにした方がいいでしょう。

 

おすすめグッズ

あればいいよ!というおすすめグッズを集めてみましたので参考までにどうぞ。

 

ひざかけ

車の中から観察するときにも役立つひざかけです。

かさばることもないのでちょっと寒いなとおもったときにパッ羽織ることができるので重宝します。

寝袋

車内で観察するならブランケットなどでも大丈夫だと思いますが、外で観察するならやっぱり寝袋はおすすめです。

なぜならツーリングなどでも利用されるほどのものなので防寒に適しています。しかも夜空を観察するために芝生の上に寝転ぶならレジャーマットでもよいですが、そうすると上に掛けるものが欲しくなりますよね?

寝袋って思ったより気持ちいいものなんですよ♪使ってみることをお勧めします。

だったら寝袋が一番だと思うので、外で寝転がって観察を検討しているなら一度こちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

水筒

ペットボトルなどを購入してもっていくのもありですが、肌寒いかも…と感じる人は温かい飲み物を水筒にいれて持っていきましょう。

おすすめなのはこのトラベルタンブラーで熱い飲み物が勢いよくでてこないように工夫されていて、蓋をあけてもほこりが入らないようになっているのはうれしい仕様です。

 

まとめ

2024年のみずがめ座η (エータ) 流星群は新月前でほぼ月明かりの影響を受けない好条件になっています。

しかし流星の数が増える周期を迎えるため例年よりは多めに見られるかもしれません。

  • 2024年5月6日午前6時頃にピークを迎える
  • 2024年5月5日、6日午前3時台が見ごろ
  • 月明かりに邪魔されない
  • 見える方角はどこからでも見れる
  • 埼玉で見るおススメの場所は「所沢航空記念公園」「羽生スカイスポーツ公園」「県立狭山自然公園」「堂平山天文台」「栃本広場」
  • 芝生などで横になり、ゆったりと構えて夜空を眺めよう

本当にゆったりと構えて夜空を眺めている、これだけでたくさんの流れ星に出会えるので寒さには気をつけて流星群を楽しみましょう!

ゴールデンウィーク中なのでキャンプや山にいっている人、南半球にいる人、普段あまり体験できないことなので、時間がゆるすなら観察してみませんか?